1. 火曜木曜日の朝のミーティング後、経営の事や社会人としての考え方・行動に関して本の一節を読み感想を言ってもらいます。 本を読む人、感想を発表する人は多面サイコロでランダムに決めます。
  2. 毎月1回、社長との個人面談を行います。
  3. 2ヶ月に1度食事会を行います。ここで日頃仕事中には聞けない事や考えを話し合ったり懇親を深めます。
  4. 2〜3年に1度国内または海外への研修旅行があります。見聞や経験を広げることは大事な社会勉強と考えます。 (多忙な時期は延期または中止になる場合があります。)
  5. 経営情報・個人の評価・給与・賞与の額等、全て公開しています。各人の評価は自動的に評価基準(粗利の額・遅刻・欠勤・提案数・ 掃除等)で決まり上司が評価に関わりません。どうすれば給与が上がるか、賞与が多くなるか明快です。 社会人としての自分の価値がわかるようになっています。

  1. 4月入社から10月くらいまでCADの基本操作・図面のトレース・法規計算を過去の物件で練習してもらいます。
  2. 実際に依頼された物件の意匠図作図と法規計算、申請業務をしてもらいます。
  3. 構造計算の1部手伝いから初めて一人で構造計算ができるようになります。
  4. 能力・適正により顧客との打ち合わせ、プラン作成から工事見積もり依頼、施工会社の選定・打ち合わせ、設計管理まで行います。

毎年売り上げや利益を何パーセントUPさせる事を目標にすると次第にお客の役に立つ事を忘れ会社のため、社員個人のために仕事をするようになります。そうして大きくなった会社は次第に顧客が離れていき倒産の危機に陥ることになります。本当にお客の役に立つ仕事を着実に続けることで長期的に安定した自然な成長を目指します。

そのため社員にはまず社会人としての基本的な考え・行動をしっかり身につけてもらい、同時に建築士として基礎のしっかりした実力を身につけてもらいたいと考えています。